山口昌男

詩的言語と周縁的現実 山口昌男

同じ言葉こそ使わなかったが、周縁性の問題を体系的にかつ多角的に、言語の次元で追究したのは、1920年代のロシア・フォルマリズムであり、30年代のチェコのプラーハ構造主義であった。特にフォルマリスト達の提起した詩的言語の問題は、言語ばかりでなく、…